歯科ドック(診査診断)のススメ
2025.11.15
今月は、歯科ドックについてです。
当院のコンセプトにもなっている原因を探る治療のために!にも通じます。“気になっているところだけ治療したい”のであればそれもいいでしょう。
しかしながら、それだけで十分な治療であるかと言われれば答えは“No”です。特に見た目も綺麗にしたいのであれば尚更です。“同じところが何回も繰り返し調子が悪い”事はよくあることです。調子が悪いところの対処だけして原因はそのままであれば。そして、バランスの悪い状態でいくら治しても、どんなにいい材料を使用しても繰り返しの結果は容易に想像できます。従って、当院では総合的診断からの治療計画を推奨しています。“過去から未来の自分へ”これから治療を行うところに対してどの様に治すのか?またはどう治るのか?とイメージできますか?多くの場合なんとなく・・・が多数を占めるのではないでしょうか?
補綴診断では顔面における顎の位置を基準に術前の咬合を元に、機能回復し最終補綴物のイメージをしやすい様にします。歯周疾患は症状なく進行し、歯が植立している歯槽骨を溶かしてしまう疾患です。歯周病を正しく理解し、現在の状況を把握・管理することが自身の歯を永く保つ基本です。健康保険だけでは補うことができない部分がとても重要です。保険でできる部分、できない部分を比較しその現状を踏まえて行います。どんなことを行うか?の一例を紹介します。
| 診査項目詳細イメージ | 最終イメージ |
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